アダルトチルドレンの生命力

アダルトチルドレンの克服を綴る日記です。

2023-01-01から1年間の記事一覧

「会えばお互いに笑顔になれる」理想を忘れないように

前の記事で、「親のことを書くのはもうやめよう」と書いた。 その思いは、やはり変わらない。 考えるのは、煩わしい。 大切なのは、親に関係なく自分が何を感じ、何を思うかである。 ただ、親のことを書かなければ、アダルトチルドレンの克服をテーマとして…

親のことを書くのはもう卒業だろう

ブログでこのところ、親がああだのこうだのと書いた。 それらは、新たに気づいたり発見したことではなく、その前から書いていたこととさしたる違いはないと思う。 同じようなことを繰り返し書いているとおり、親はまだ私の中で、私を惑わす存在であることは…

アダルトチルドレンの自分が登場しなくなればいい

今年ももうすぐ終わる。 しかし、個人的にそんなことは、あまり意識していない。 例年、正月だからって、何か特別なことをするでもなく。 今は休むより、淡々と仕事をして、最大限学んでいたい。 そんな中にあって、アダルトチルドレンの克服の方はどうか。 …

面倒くさいなら面倒くさいでいい

今日は、EMDRカウンセリングの日。 前回の続きで、ちょっとだけ残っていたトラウマの解消に取り組んだところ、それは順調にコンプリート。 kenmental.hatenablog.jp このトラウマは、消えた。 私は、私で良い。 私が望むものは、望んでもいい。 それが終わっ…

アダルトチルドレン克服の段階に、かなり深く入っただろう

しかしまあ、実家は暗いものである。 特に母親。 その発言の一つ一つは割愛するにしても、本人は面白半分で言っているのかもしれないが、全く面白くないし、耳にすると気持ちが暗くなる。 もっとも、そんな発言には、いちいち反応はしていない。 完全にスル…

自分の気持ちや憧れは、大事にするべし

引っ越した後から、ブログの更新頻度が減っている。 しかしもちろん、アダルトチルドレンの克服を忘れているわけではない。 理由は、色々と気づくことが減ってきたからだ。 さらにこれには、2つ理由がある。 一つは、気づくべきことには、もうほとんど気が…

恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい…に引きずられて

今は、本来であれば色々やりたいことを、我慢している。 我慢と言っても、べつにそんな大層なことをではない。 例えば週に一度ラーメンを食べに行くとか、そんな程度のこと。 理由もこれまた大層なことではなく、今はお金の入りが少ないというだけのことであ…

焦らないように、セーブしながらも、見据える先には

引越し後の暮らしに、少しずつ慣れてきたと思う。 やはり、あまり知らなかった地方に引っ越した時に比べると、生まれ故郷に近いせいか、慣れるのが早い。 そして慣れてくるにつれ、だんだんと引越し前にあった思考サイクルみたいなものに、戻りつつある。 引…

EMDR後の不思議な変化

つい一昨日、私はEMDRを行ってきて、そのことをブログにも書いた。 kenmental.hatenablog.jp ただそこでは、今私がEMDRで取り上げている、トラウマとなった出来事の話は割愛していた。 それをここで端的に書けば、母親が私との約束を守らなかったのに、私が…

新渡戸稲造曰く「人を排斥すれば自分を小さくしてしまう」がそのままの、私と親

昨日今日の話ではないが、新渡戸稲造の本を読んでいて、心に残る一節があった。 ところで、とかく油断すると、性質が違うために他人を排斥し、あからさまに悪口を言ったり、陰に回って罵ったりすることがある。このようなことは自分の仕事に不便なだけでなく…

私とEMDR(眼球運動による脱感作・再処理法)

私は、定期的にEMDR(眼球運動による脱感作・再処理法)というのを行っている。 一言で言えば、過去のトラウマを解消する治療。 眼球運動なんたらと言うが、私は目を動かすやり方は合わなかったので、別の手段を使っている。 1ヵ月半ほど前に、小さなトラウ…

「弱い者」の空気を、ただはね返せるように

実家にいると、引き戻されそうになる。 子どもの頃から続いた、弱い存在のアダルトチルドレンに。 少し前に、今の目線で親を客観的に見られることが実家にいるメリットだと書いたが、一方でこの私を引き戻そうとする力は、デメリットである。 それは、同調圧…

私にとって、自分の存在と足跡を確認できだ、初めての卒業式

実家に戻り、最初のウィークデーが終わった。 とはいえ、まだ色々と慣れていない。 まだ荷物がきちんと整理できておらず、あれはどこだこれはどこだをやっているというのがある。 また、離れた地方から首都圏に戻ってきた。 その地方には、7年くらいいただ…

親と会話を、無理にしてあげなくてもいいでしょう

私は今、実家にいる。 しかし、親とはほとんど会話をしていない。 日中は仕事をしているし、それどころではないというのもある。 ただ、ちょっと考えてみたら、「会話がないことがおかしい」みたいな考え方が、無くてもいいことではないかと思った。 前は親…

「パンが食べたい」という気持ちがあることが大事

アダルトチルドレンの克服に向けて、ここまで順調に来ていると思う。 親の支配から逃れられつつある私は、親を客観的に見られるようになっているし、また同時に、怒りの強さ度合いも小さくなっているようだ。 いや、正確には、怒りは相変わらずあるのだけれ…

苦し紛れの「そういう選択をせざるを得なかった」は、これで最後に

ブログの間が、空いてしまった。 書くのを忘れていたわけではない。 引越しがあり、ブログどころではなくなったのだ。 これがなかなかハードで、何日か経った今も疲れが取れない。 移動も長距離だったし、もうこんなことはしたくないとも思うが、いずれもう…

停電に遭い、生きている実感が持てた

生きていれば、色々なことが起こる。 つい最近、停電した。 外は暗い時間で、かなり寒い中。 できることとは、スマホでできる予約とかだけ。 それでも、自分のいじるスマホしか光源がないのは、奇妙に感じたものだった。 そんな時、かつての私であれば、激し…

大丈夫、Let it be

不安な気持ちがふと、襲ってくることがある。 しかしその度に、「大丈夫なんだ」という想念が自然にやってきては、落ち着く。 その「大丈夫」に根拠はないけれど、なんとなく確信に近いものはある。 不安になっている暇などない。 とにかく私は、生きなけれ…

スラスラ言葉が出たら、生きている実感がした

昨日、ウダウダ考えなくなったと書いたが、それは一人でいる時のこと。 同時に、人と接している時でも、同じになっているんではないかと思った。 というのは、これまでより格段に、スラスラ言葉が出てくるようになった気がする。 考えたこと、思ったことが同…

私をアダルトチルドレンにしている要素は徹底的に洗い出して、徹底的に潰す

最近は、ウダウダ考えなくなった。 何かをやり始める前、どうするかをある程度考えたら、「もういいや面倒くさい。やってしまえ」。 何かが終わったあとは、「もう終わっちまったものはしょうがない」。 これが、現実に生きる本来の私の脳の動きであり、また…

ファミリーヒストリーより、自分が生まれてからのルーツ

見ているようで見ていないが、NHK「ファミリーヒストリー」が流れている。 私が仮に有名人だとして、この番組の出演を打診されたとしたら、間違いなく断るであろう。 家にいるのが嫌だったくらいだから、育った家庭には、良い思い出はない。 だからそのルー…

アダルトチルドレンの連鎖を止める

とても綺麗な景色を見た。 紅葉に色づく山だったのだが、「心から」あぁ綺麗だなぁと思えたのは、初めてのような気がした。 私は自分の目で現実の世界を見て、自分の心で綺麗だと思っていた。 私はやはり、変わっている。 進歩している。 そんな嬉しい驚きが…

フラッシュバックが邪魔に思うようになった

一昨日は、すこぶる調子が悪かった。 昨日は、すこぶる調子が良かった。 そして今日は? すこぶる、調子が悪かった。 なんだか、四六時中怒りの感情を抱えていた。 激しい怒りではなく、絵で描いたら、おでこにわずかな血管が浮き出ているような状態だろうか…

「私は私でいい」に基づく行動へ

調子が悪かった昨日とはうって変わり、今日はすこぶる調子が良かった。 それでも、フラッシュバックはかなりある。 しかし、以前はメインだった激しいボカンという怒りが、緩やかな不快な怒りに変わってきている気がする。 そして最後には、「これまでのこと…

イライラしても冷静でいられるようになった進歩

今日は、ひどく調子が悪い。 停電もしたようだが、昨晩、寝ている間に雷と風の音がすごく、よく眠れなかったせいもあるだろう。 とにかく、朝からイライラしていた。 今朝のイライラはかように、現実の外部に原因があったと思う。 しかし、そこで親が思い出…

親が求める姿と、自分が求める姿は違う

まだ、ふらつきはある。 でも、自分は自分でいいのだと、だんだん思えるようになっていると思う。 それと同時にハッキリしてきたことだが、私はずっと、親に合わせて生きてきた。 本当は、生きている世界も、求める理想も全然違うのに。 このことは、子供の…

通知表も家庭訪問も授業参観も、「できない子」につながっていった

いつか書こうと思っていたが、親に対して今でも憤っていることがある。 学業について、だ。 私は子どもの頃、自分で自分を「できない子」だと思っていた。 通知表やテストの結果を見せれば、他の誰かの方が立派ねと言われ。 家庭訪問が終われば必ず、先生が…

KANさんが亡くなられて、悲しい

「愛は勝つ」 メロディー、歌詞、KANさんの声の全てが、タイトルに凝縮されていると思う名曲。 私が思ういくつかの名曲の中で、「愛は勝つ」は間違いなく、その筆頭候補であった。 いつも聞いていた、というわけではない。 しかし、愛は勝つはイコール名曲と…

フラッシュバックこそ、アダルトチルドレン克服のサイン?

「私は弱い」から「私は強い」へ。 「負け組思考」から「勝ち組思考」へ。 起きているかな?と考えられる変化を、2回続けて書いた。 特に意図したわけではないけれど。 こうした変化は素晴らしいものだと思うし、またこれらの完成形が、アダルトチルドレン克…

「負け組思考」から「勝ち組思考」へ

人生に、勝ち組、負け組はない。 私はそう考えているし、またそれを競うような考え方も嫌いである。 その人が、その人らしく、総合して満足して暮らすことができるなら、そこに勝ち負けはない。 また、仮に満足しない状況になったにしても、そこには何らかの…