アダルトチルドレンの生命力

アダルトチルドレンの克服を綴る日記です。

私とEMDR(眼球運動による脱感作・再処理法)

私は、定期的にEMDR(眼球運動による脱感作・再処理法)というのを行っている。

 

 

一言で言えば、過去のトラウマを解消する治療。

 

眼球運動なんたらと言うが、私は目を動かすやり方は合わなかったので、別の手段を使っている。

 

 

1ヵ月半ほど前に、小さなトラウマの解消から始めて、それはクリアした。

 

クリアしたと言うのは、トラウマではなくなったということで、その原因となる出来事を思い出しても、フラッシュバック的な怒りの感情は出なくなった。

 

また、少なくともその出来事においては、自分は自分でよかったのだという、確たる自覚も今やある。

 

私は専門家ではないし、これが同じような症状を抱えている大多数の人に効果のある方法なのかはわからないが、私は確かに大きな効果があると思ったから、続けている。

 

 

今取り組んでいるのは、かなり強烈なトラウマの解消。

 

今日は、その2回目だ。

 

 

出来事のエピソードは長くなるし、治療の過程で一旦それは閉まっておくことにしているからから書かないが、結論としては今日までにおいて、それがトラウマであり続ける度合いはほぼなくなった。

 

やはり、EMDRは効果があると思う。

 

ただ、今日の時点で何がまだ足りないかと言うと、その出来事が、「もう、トラウマではない」という自信みたいなもの。

 

トラウマでなくなったことをまだ少し疑っていて、フラッシュバックがぶり返してくるのではないかという懸念が、まだ少しある。

 

それが消えれば、もうOK。

 

次のセッションに、持ち越しだ。

 

 

ただ、私の場合はこのトラウマとなる出来事が何個もあって、今日の最後に質問してみた。

 

「これは、全部の出来事を取り上げてやらないといけないのでしょうか?」と。

 

すると、「全部を取り上げなくてもいいでしょう」とのお返事。

 

トラウマとなる出来事が連続して長期間にわたる私のような場合は、その最初の出来事と、印象深くて重大な出来事のトラウマを解消できれば、その他の出来事はもう問題でもなんでもなくなるのが普通ということ。

 

その「重大な出来事」の方がまだ何個かあるから、いつ終わるのか現時点でまだ想像つかないが、私は結構この治療の対応が上手で、順調に進んでいるらしい。

 

なんとなくだけど「いい感じだぞ」という自覚は自分でもあるから、この調子で進めていきたい。