「恐れることなど何もない」自分が怖くなったり
揺り戻しが、激しい。
怒りのフラッシュバックのまさにその時と、そのあとの「(フラッシュバックが)また来たな」と余韻が残っている間は、やはり心が現実にあらずで、まさにアダルトチルドレンそのものの私になる。
しかし一方で、ふと現実世界の我に返って、「恐れることなど何もない」みたいな自分になったりもする。
割合的には、前者が8、後者が2くらいではあるけど。
そして、この後者の自分を振り返った時、自分で自分を恐ろしく感じたりもする。
なんてったって、怖いものなんか何もない気がするのだ。
本当は、それでいいんだと思う。
しかし私は長い間、恐怖に縛られた状態だった。
それが、いきなり真逆の「恐れることは何もない」みたいな気持ちが表れてきたのだから、それこそ怖い。
自分で、自分が何をしてしまうのかわからないような怖さである。
とはいえ、これもまた反動というか、アダルトチルドレンの私が「そっちに行くな」と足を引っ張っているのだろう。
「そんな苦労して、新しい世界に行くことなんかないじゃないか」みたいなことを言いながら。
前にも書いたが、この、元の姿に戻そうとする過去の習性のパワーは、とてつもないものだと感じている。
そんなこんながありながらも、私は変わりつつあるのは間違いない。