私には、フラッシュバックが起きているようだと先に書いた。
もちろん、私だけで判断することはできないが、調べてみたらほぼ間違いないと思う。
私の場合は、特に朝。
一人でいるのに、なんか怒りの気持ちが湧くことが日常的に起きている。
また、そんな自分をずっと見過ごしていて、特に変なことだという認識もなかった。
しかしよく考えたら、現実には怒りたくなる出来事は、その場で起きていないのである。
また、最近の話でそこまでネチネチ怒りたくなる出来事があったかと言えば、ない。
もちろん、私もたまにイライラする出来事に遭遇することはある。
だがそれも大抵は、怒りたい気持ちと共にすぐ忘れる。
その辺は、普通の人と変わらないのではないだろうか。
つまるところ、よく出てくる怒りの気持ちの原因は、はるか昔の子供の頃のこと以外、考えられないのである。
と、ごちゃごちゃ書いたが、実際には明らかに子供の頃を想起して、怒りの感情が出ていたなと思う。
なぜ、おかしいと思わなかったのだろうと思うけど。
そして、この怒りの気持ちから、私が論理的に納得したことがある。
解離症状のことだ。
メカニズム的に言えば、私は今見たり感じたりしている現実とは関係のないことで、怒りの気持ちを持った。
つまりそれは、現実を見ていないということである。
心は、もう現実にはない過去の出来事だけしか、見ていない。
そこに現実から離れた、私の解離がある。
一方、そのように色々話が繋がったところで、少しホッとした気持ちも出てきたことは確かだ。
なぜなら、きちんとした説明が与えられたから。
これは私に限ったことではないと思うが、理由や原因のわからないことで憂き目にあっている場合、いつそこから抜け出せるのかがわからず、不安は増していくばかりであろう。
その不安が一つ、解消された感じである。
フラッシュバックは、クリアできればいいのである。
また、フラッシュバックが起きても「仕方ないな」と冷静かつ客観的に自分を見られることで、その場の気持ちも楽になろう。