毎晩、「生きている自分」を描いて眠りにつく
普通に話そうと思えば、話せるものだ。
何年間もお付き合いのあるメンバー相手であるが、ビクビクすることはほとんどなくなった。
完全にない、とは言えないが、ちょっと冗談ぽい話だってできる。
恥ずかしながら、毎週のように会っている同じ人でも、以前の私はビクビクして、言葉に詰まってばかりだった。
それを考えれば、結構な進化である。
たぶん、相手も変化を感じているのではあるまいか。
また最近は毎晩、「生きている自分」を描いて眠りにつく。
「生きている自分」とは当たり前だが、要は、
- 物事を動かしている自分
- 人に行動を起こしている自分
- 堂々としている自分
である。
いずれも、アダルトチルドレンである自分が抱いている自己像とは、全く逆。
親を思い浮かべてイメージされる人物像とも、全く逆だ。
そんな寝る時に抱く自己像が、ちょっと現実になって、ビクビクせずに人と話せるようになったのかもしれない。
それがその通りなら、イメージの力はとても凄い。
同時に、イメージだけでこうも変わるなら、なぜこれまではできなかったのか、惜しい気もする。
とはいえ、私は病気であって、イメージだけでどうにかなるものではない。
今日だって怒りのフラッシュバックは何度かあったし、こればかりは自分だけで無くすことは無理だと思っている。
とかく、自分とカウンセリングの力を信じて、進むしかない。
なんとなく、アダルトチルドレンも複雑性PTSDも一掃できれば、自分は結構な力を出せる人のように思うのだ。
本当に、なんとなくである。