アダルトチルドレンの生命力

アダルトチルドレンの克服を綴る日記です。

残る記録は何もなくても、めちゃくちゃ頑張って、相当難しいことをやってきた

一般的に、まだ死ぬような年齢でないのは重々承知の上だけど、人はいつ死ぬかわからないんだよなと思うと同時に、ではこれからの10年、20年生きるとして、どうなっていくのだろうかと考えたりする。

 

過去にも、この先ああなりたいこうなりたいと、色々考えたことはあった。

 

しかし、そのことごとくはアダルトチルドレンに起因する云々で、実現することはなかった。

 

 

「だからこの先も、きっと同じだろう」とはならないかもしれないけど、今から望むものは、過去に望んだものに比べるとめっきり減ったと思う。

 

とにかく、普通に暮らしたい。

 

できれば週に一度くらい、ラーメンを食べて、テニスをして程よい疲れを得て心地よく眠るくらいができれば十分満足な気がしている。

 

ラーメンとテニス、それぞれ一度だとして計2時間程度だ。

 

軽く眠れば1時間プラスになるだろうけど。

 

そのくらいは、私に与えられてもいいのではないだろうか。

 

 

一方で、私にとって、人並みの生活を手に入れることは、おそらくハードルが高すぎた。

 

理由は、もちろん子どもの頃の家庭環境である。

 

昔のことは昔のことで、今更どうしようもないのはわかっているし、それに対する怒りはもう小さい。

 

怒りが小さいのは、アダルトチルドレン克服の成果だと言えようけど、今はただ、悲しみの方を感じている。

 

自分ではどうしようもなくても、受け入れるしかなかった事実は、確かに存在する。

 

 

そんなことを考えると、同時に、ここまでよく頑張ったものだなとも思う。

 

大したことは成し遂げていない。

 

世の中にも、さして貢献できていない。

 

ほとんどの人からすれば、何もできていない人間である。

 

しかし、子どもの頃から相当なエネルギーを使わされ、歯を食いしばって生きてきた。

 

残る記録は何もなくても、めちゃくちゃ頑張って、相当難しいことをやってきたのである。

 

 

今週は、ラーメンも食べたし、テニスも存分にできた。

 

それでいいではないか。

 

自分は、よくやっていると思う。