アダルトチルドレンの生命力

アダルトチルドレンの克服を綴る日記です。

うまく説明できないけど、惹かれてしまった芸術があった

短いようで長かった気がするけど、とにかくウィークデーが終わった。

 

 

とはいえ、明日も少し、仕事に関することをしようと思う。

 

そしてテニス。

 

新しいスクールで、正式なクラスでは初めてだけど、楽しみだ。

 

 

今はそのテニスが運動のメインになっているけど、私の元々のそれは野球である。

 

かく言いながら、高校ではやっていないけど。

 

とにかく、野球でもテニスでも、私は運動が好きなことは間違いないようだ。

 

十数年前から定期的な運動を始めたけど、やらなかった期間がある程度続くと、体が気持ち悪くなってくる。

 

 

と、ここまで書いて続きに、「一方で、私は芸術はめっきりダメで~」みたいなことを書こうとして、実際書き進めていたのだけれど、やめて消してしまった。

 

なんだか書いているうちに、芸術のジャンルによって強弱はあれど、そんなに拒否しているものでもないように思ったからだ。

 

 

確かに、運動に比れば、関わる活動の頻度少なければ、ハマり具合も小さい。

 

しかし、一般常識的に知られている作家であれば、少なくとも一冊は読んだ作家はかなりあるし、それとは別に好きな作家もいる。

 

映画は、学生の頃はたまに見ていた。

 

音楽は、世代的にミスチルやサザンが好きと言うのはあるけど、なんか色々、たまにハマるものが出てくる。

 

 

デザインだったりを生業としている人と自分を比べると、創作活動のセンスはまるでないなと思うけど、いいなと思うものにはちゃんと反応していた自分に気がついた。

 

 

そういえば、10年くらい前になるだろうか、ラヴェルの『ボレロ』にはまったことがあった。

 

なぜかむしょうに聞きたくなり、Youtubeで探したら、シルヴィ・ギエムがバレエで演じているのが出てきた。

 

それを見て、どこがどういいとかいうのをうまく言うことはできないけれど、とにかくかっこいいというか、美しいというか、一度生で見てみたいと思ったのだった。

 

 

それから結局、2回見に行ってしまった。

 

ギエムは何年か前に引退したから、もう見ることはできない。

 

だから、それまでに日本に来てくれて、本当に最後の方のいいタイミングで自分も見に行けてよかったと思う。

 

そんなこんなではあるけど、コンサートや舞台演劇にはまるで縁がなかった自分が、引き込まれるように足を運んでしまったのは、後にも先にもそのボレロとギエムだけであった。

 

これから先、またそういうのと出会えるかもしれないけど。

 

 

結局、自分も芸術を見に、足を運ぶまでのことをしていたんだなと思う。

 

私には私なりの、感性というものがちゃんとあった。