最大の敵と「自分に対する信頼」
私は、「自分に対する信頼」がひどく欠けている。
「全くない」と言っていいレベルかもしれない。
無力感、無価値感、自己否定…。
すべてが合わさっているのが、私という人間だ。
今日はEMDRの日で、特別に「自分に対する信頼」がどうのこうのと話したわけではないのだが、終わってみるとなぜかそのことを、すごくよく分かったのだった。
もちろんこれまでも、なんとなくは知っていた。
しかし、今日感じたようにはそれをリアルな自分事の問題として、認識できていなかった。
今日、やっとストンと腑に落ちた感じであった。
当然ながら、嬉しいことではない。
今日のEMDRの後はひどく疲れたけど、それは自分自身への信頼の欠如がわかったのと引き換えの、副作用だったのかもしれない。
今日はそんなこんながあり、私のアダルトチルドレン克服の終着点が、よりはっきり見えた。
目下の私の生活は、「アダルトチルドレン克服」をゴールにしていることは何度も書いていたけれど、何をもってゴールになるのかは、自分でもよくわかっていなかった。
到達すべきは、「自分に対する信頼」を持っていること。
それが今日、よくわかった。
一方で、一連の理解のきっかけとなったEMDR。
今日扱ったのが、私の幼少期最大のトラウマの気がする。
思いっきり母親をぶん殴っているイメージも出た。
おそらく、あと何度か続けないと、解消されないであろう。
これまでに扱った題材より、時間がかかると思う。
とはいえ、このトラウマが解消されれば大きい。
最大の敵と対峙しているのかもしれない。
EMDRの最中は、胸が苦しいままだった。
終わって何時間も経っている今も胸がそわそわしていて、落ち着かない。
片づけてしまったら、私はどうなってしまうのだろうか?
ただ、どうなるにせよ、私はただ、自分の人生を自分の手に取り戻したいだけ。
暗闇の中でまだ小さかった出口の光が、一気に大きくなった気がした。