好きなことを、心から思いっきり楽しむ。
今の私は、これもしっかりやっていく必要があると思う。
「そんなこと何が難しいんだ」と思う人がいるかもしれないが、大切なことは、「心から思いっきり楽しむ」こと。
一応、私にも続けている趣味的なものはあって、世間的にはそれが「好きなこと」になろう。
しかし、楽しんでいるかといえば、甚だ疑わしいのだ。
では、本当はそれは好きではないと考えるのかというと、決してそうでもない。
続けなくてもいいことは、好きでなければ、続かないからだ。
そう考えると、ただ「心から思いっきり楽しむ」ことだけが、できていないのである。
そして思えば、私は小さい頃から何事も、思いっきり楽しむことができなかった。
何をしても絶えず誰かに監視され、うまくいかなければここぞとばかりに「それはダメでしょう」みたいに、ダメ出しや非難を受けるような感じを無意識に、いつも持っていた。
こうなってしまったのは、家庭内での私がいつもそうだったからである。
当然、「楽しい」も一つの感情であるし、生きていく上で最も大切にしたい感情であると言っても過言ではない。
また、何に対して楽しいと思うかは、自分にも他人にもわかりやすい「人となり」を表すものではないだろうか。
私の場合はそれがスッポリと抜け落ちているから、自分も他人も私という人間が、よくわからない。
また、生きていても苦しいと思うことばかりである。
だから、自然に心から「楽しい」と感じられる経験を積み重ねたい。
少し前に、「テニスがマジで楽しいと思った」と書いた。
それが本当かどうか、時間が経ってしまうとまだ疑わしくなるもなるが、きっと楽しいと思えることを期待してそれから、噛み締めて確認したいと思う。