今はリハビリ中心の生活になっていて、ふとした瞬間に、自分の状況を辛く思ったり、悲しい気持ちになることがある。
特に、思うように社会に参加できていないことを考えた時。
端的に言えば、仕事であるが。
しかし、そんな状況は前にもあった。
でも違うのは、今の私にはアイデンティティがあるということ。
cPTSDである。
アダルトチルドレンである。
これが心を落ち着かせてくれるし、時には前向きな気持ちにさせてくれる。
今は仕方がないのだ。
克服すれば、状況は必ず変わる。
今こうなっている理由も、自分が何者かということもわかっていることが、私に安心感を与えてくれる。
これが、感情のコントロールができるということなのかもしれない。
以前、社会と切り離された時は、そんなことは全くわからないままだった。
その時は、いつにも増して得体の知れない不安や恐怖に支配され、考える未来も、心の底で暗いイメージしか持てなかった。
色々チャレンジしてみても、結局失敗した。
その時に比べたら、気持ちの面では今はだいぶマシだなと思う。
また、アイデンティティというのはかほどに大事なのか、とも。
一つの救いになっていることは間違いない。
とはいえ、このアイデンティティだけのままでいるわけにはいかないし、アイデンティティの発見はまだまだあるはずだ。
まだ自分をブロックしているから、気づいていないだけ。
というより、忘れてしまっているだけのような気もする。
それを探し出すのが私の今の務めであり、決してボーっとしているだけではない。