旧統一教会の解散命令のニュースがあった。それを見たのち、私は養老孟司の動画を見た。
あれ?と私は思う。
旧統一教会の信者の脳の働きと、アダルトチルドレンの私の脳の働きは、同じだったのでは?と。
私は旧統一教会の信者が、借財までして献金したりもあるというのをニュースで知っているだけだが、なんでそこまでしてしまうのか、理解できないし怖いなと思っている。
一方で、それと関係はないが、脳の話もする養老孟司の動画を見ていた。
見終わってから、あれ?と思ってしまった。
旧統一教会の信者が、神だかなんだかわからないがすべてをなげうってしまうのと、私が子どもの頃の恐怖に今だに支配されてアダルトチルドレンになっているのとは、同じなのではないかと。
マインドコントロールされていると、俗に言うのかもしれないが、とにかく「自分自身」がなくなっており、またそれを軸にした判断ができていない、という点では同じのような気がした。
別の言い方をすれば、原理主義だ。100%それしか信じない。
旧統一教会の信者の行動は、神だかなんだかわからないもののためであり、私の場合は毒親の教義である。
人のフリ見て我がフリ直せではないが、根本的に似たようなことであれば、旧統一教会の信者に自分を投影する形で、自分自身も改めるべきところを認識していいと思う。
旧統一教会の信者も私も、脳みそが信じきっているものからフリーにならないと、抜け出すのは無理である。
それがよくわかった気がした。
同時に、脳みそはかほどに怖いものなんだと思った。